奇跡の61歳、少年。アナトミー村本です。
今週は白い梅です。
2月28日に国立国会図書館の中庭で
撮った写真です。前回の紅梅は大阪城内、
今回は江戸城外という城つながりの不思議
な縁を感じました。
不思議といえば、個人的な話ですが、今年
は例年のひどい花粉症の症状が、まだ出て
いません。何故かと、いろいろ思いめぐらせ
て、気が付いたことは・・・・
「晩酌やめた」
から、ということです。
元々、アルコールには弱く、敏感で、一口
飲んだだけで顔・からだが赤くなる体質
でした。しかし、飲めば気分は高揚するし、
ストレス解消になると自分に言い聞かせて、
毎晩、350mlの缶ビールと赤ワイン
(ポリフェノール2倍)グラス2杯ぐらいを
飲んでいました。
当然、ビールやワインに合う
おつまみも食べますから、食事の栄養
バランスは崩れますよね。
更に、調子に乗って飲み過ぎれば、頭が
痛くなる。ニキビ、肌荒れを繰り返す。
そんな毎日が昨年まで続いていました。
花粉症の症状も2月から4月まで毎日、
鼻水が止まらず、連日、アレグラ2錠の
お世話になっていました。
ところが、今年は違います。
「晩酌やめた」「ノンアルコール生活」が
これ程快適とは、感動の再発見です。
肌の調子も良く、昨年まで、変なシミが
多かったのが目立たなくなっています。
やはり、美容と健康のためには、
「己の欲望に負けたらいけない」
のですね。
父がアメリカで執筆したマクロビオティックの本
ところで、話は大きくそれますが、私の父
Noboru Muramotoは1970年代から
90年代にわたってアメリカで
Macrobiotic:マクロビオティックを普及
した指導者のひとりでした。
日本にいた時も国内のマクロビオティック
組織の幹部を務め、私の家庭では玄米を
主食に野菜中心の食事を取り入れた独特
の生活スタイルを実践していました。
ただし、父がアメリカに渡る、私が中学1年
の時までの話です。
マクロビオティックも突き詰めて実践すると
からだはやせ細って、肌の色も褐色に
なってくるように感じます。
(あくまで私個人の意見です)
ところが、程よく、マイルドに取り入れると、
からだの調子は良くなる、肌の状態も
良好で、食事でこんなに変わるのかと
びっくりするぐらいです。
(興味のある方は、改めてネットなどで
調べてみて、できそうならば実践して
みてください)
そんなマクロビオティックがアメリカで
受け入れられたのは、アメリカ人が苦痛
を感じない程度に食事や生活の制限を
緩めたからだと思います。日本ではNGと
されるコーヒーやアルコールも、向こう
ではOKという寛容さがありました。
YouTubeにあった父の講義の動画より
しかも指導者である私の父は、タバコまで
許していました。何故なら、本人がタバコを
やめられなかったからです。
いくらからだにいい食事をしていても、
最悪のタバコを吸っていたら何の意味も
ないですよね。
結局、父もタバコの誘惑に勝てなかったと
言うことでしょうか。75歳で他界しました。
(1995年10月)
生活習慣を変えるだけで、大きく人生が
変わる可能性があるのですが、実際は
本当に難しいことなのですね。
みなさんも、毎日の食事や生活の中で
見直せるものがあるのではないでしょうか。
少しの我慢で大きく変わる可能性があります。
花粉症の話題から、随分大きな結論に
引きずり込みましたが、
「さあ、始めましょう!」
「もう、やめましょう!」
その習慣。
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村本 敦比古
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