奇跡の62歳、少年。アナトミー村本です。
最近は化粧品のテーマから遠ざかって
いるようで、不安を感じます。
今回のテーマは洗濯ものの「生乾き臭」。
最近、顔やからだを拭くタオルや、
下着のシャツの「生乾き臭」が気になって
困っています。

化粧品では界面活性剤無配合とか、
サルフェートフリー（硫酸系界面
活性剤を配合していない）など、

とかく悪者扱いされる界面活性剤
ですが、洗濯用洗剤では、その強力
な洗浄力が期待され、
汚れや臭いが取れて当たり前と
思われているのではないでしょうか。
消費者は身勝手ですよね。

我が家は乾燥機を使うことが多いので、
子供が生まれて以来、25年ぐらい
ドラム式の洗濯機を使っています。


ヤマダ電機の店員さんの説明では、ドラム式
洗濯機は、濯ぎの水が少ないので、
どうしても汚れの再付着があり、白い衣類は
くすんで来るとのことです。ですから、我が家
では必ず洗剤だけではなく、ワイドハイターを
一緒に入れて洗濯をしてきました。


それでも、やはり洗濯ものは早く「くすんで
来る」気がします。（実家のタテ型洗濯機と
比較して）


特に最近、タオルはもちろん、下着の
シャツまで「生乾き臭」が酷いのです。
梅雨の間も、梅雨が明けたここ2週間も、
「助けてくれー」です。
その原因が最近わかってきました。
花王さんの「アタックZERO」なのです。
確かイケメン人気俳優5人を使って、
ワンハンドで簡単に計量・投入できることを
テレビCMで高頻度に流していますね。
容器がユニークで洗浄力も強そうなので、
我が家も6月に購入。同時に詰め替え袋も
2個買って、使い始めました。


しかし、何故か、「生乾き臭」がするので、
梅雨のせいだろうと思い、ワイドハイターを
多めに入れて、柔軟剤のフレアフレグランス
も多めに入れて、誤魔化してきましたが、
梅雨が明け、連日猛暑が続き、汗をたくさん
かくようになると、自分の汗の臭いと
「生乾き臭」が一緒になって、耐えられ
なくなりました。
そこで、ネット上の評判を検索してみると、
案の定、「生乾き臭」の話がどんどん出て
くるではないですか。

美容化学者のかずのすけ君はさすがに、
発売後すぐに旧来品と中身の成分を比較し、
洗浄力の違いについても、実験も交えて
検証していました。
すると、何と、旧来品の方が、
洗浄力の強さ、臭いを抑える効果、
両方とも新製品より優れているようだ、
と結論付けていました。

何で、このような製品が新製品として、
発売されたのでしょうか。
おそらく、私個人の推測ですが、
最初に容器ありきでスタートし、次に
イケメン5人の豪華CMの話が進み、
製品の評価や改良が後回しになって
しまったのではないでしょうか。

私も早速、ライオンさんのナノックスを
買ってきて、同じように洗濯をしてみました。
すると、「生乾き臭」はしませんでした。


アタックZEROでは界面活性剤も新開発
したそうですが、洗浄力の評価で判断を
誤ったのでしょうか。
残念ですね。
私は勇み足で買い込んでしまった
アタックZEROの詰め替え用を
どうしようかと悩んでいます。

花王さん、是非、一日も早く、改良品を
こっそり発売してください。
よろしくお願いします。

朝の電車で視線を上に向けると、
オロナミンCの広告が元気なく貼って
ありました。
夏バテ最高潮の時期ですが、
62歳の少年は、
何とか気力で乗り切ります。

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村本　敦比古